顎関節症
- HOME
- 顎関節症
顎関節症 山口県山口市 新しい整体院
新しい整体院の顎関節症の原因・症状・治療法・実績ついてご説明いたします。
顎関節症は何故、マッサージ・整体で改善できるのでしょうか。
開口障害の理由の一つとして半月円板の前方転移による滑走運動が出来なくなる点です。半月円板前方に位置して、下顎骨の滑走を邪魔することを指しますが、回転運動が入ると乗り越えられるのです。滑走+回転によって難なく開きます。MRIで関節円板の前方転移が認められた方も開きました。その回転運動を司る筋肉が、顎二腹筋なのです。
顎二腹筋
顎二腹筋は乳様突起から舌骨に付く筋肉なのです。見つけるにはコツが必要です。更に乳様突起から出ている筋肉は3つあります。
胸鎖乳突筋、頭板状筋、そして顎二腹筋なのです。折角顎二腹筋を見つけても、胸鎖乳突筋や頭板状筋を解せなければ難しいのです。そこで長年の知識や技術が必要となります。
共収縮
開ける筋肉と閉じる筋肉が同時に動いてしまう状態です。「口を開けるのが怖い」と感じると、開けるのが怖い→開けたくない→閉じる筋肉が発動する。
共収縮が始まると筋肉は固まります。この状態も開口障害となります。
顎関節痛 ケース2(新しい整体院)
顎関節に痛みがある女性が来院されました。「レントゲンには写っていないが顎関節に問題があるのでしょう?」と医療機関で診断を受けた方です。そこで痛みが出やすい時間帯を教えてもらうと、仕事をしている時に感じるようです。また仕事の内容を聞くと、「電話やミーティングで喋ることが多い」という事が分かりました。顎関節の異常であれば「食事の時」という報告になります。
早速、開口をしてもらうと下アゴが大きく右にズレます。上の右図で下顎頭についている黒い部分は外側翼突筋が付く部位で、開口にも下アゴを左右に動かすことに関係する筋肉です。そして首の位置にも影響される筋肉なのです。例えば首を思いっきり左右どちらかに回して、後ろの景色が見えるくらいに首だけ後ろに振り向いて下さい。その位置で開口すると、口が開け難くなっていませんか?
また首を左右どちらかに傾けて頬で電話器を挟んで喋ったりはしませんか。ホワイトボードを使ってプレゼンテーションをする時に、同じ方向に顔や身体を捻じって話してはいませんか?
身体のバランスが崩れると下顎の動きが正しくなくなるのです。口も5cm近く開き、クリック音もしない、画像診断においても関節面に異常が発見されない、しかし顎関節に痛みがある。ー このような症状は身体のバランスを調整し、下顎骨の動きと関係ある筋肉を緩め、正しく開口することを妨げる姿勢を見つけ指導すると改善されるケースが多いのです。この方の症状もこのようにして改善されたのです。この解消される仕組みは後半に詳しく説明します。
クリック音が出る?
口を開ける動きは大変複雑です。下の図は右から、口を閉じている → 半開き → 最大開口を表しています。どうですか?下アゴが前方に移動しているのが確認できるでしょうか?
股関節や肩関節などの関節と違って、関節から外れるような動きをするのです。そして下アゴの上には青色した関節円板が付いています。この関節円板は骨と骨とがこすれ合わないようにするクッションの役目をしています。しかしこの関節円板が変化するとクリック音が出るのです。
最大開口
半開き
口を閉じている
顎関節症の原因・症状・治療体系・実績 ガイド
参考文献
テンプレート療法・Quadrant Theoremを基本として 前原 潔著 “TMD ” Jeffrey Okeson 著 医歯薬出版株式会社 南江堂 ネッター解剖学アトラス Frank H.Netter,M.D 分光堂 解剖学アトラス
からだのソムリエ 斎藤匡寿 著 本の泉社