2020/11/06
ぎっくり腰の場合、痛みが出てくるまでには数か月から数年といった期間が必要です。悪い姿勢や無理な動作などで、椎間板のクッション材=髄核が突出し、それを防いている靭帯に継続して刺激を与え続け、靭帯が伸び切った時、更に大きな刺激を与えると、靭帯が伸ばされ、髄核が神経を圧迫するようになり、痛くなります。
この原因は、気がつかない間に起こる身体の特定部位での筋肉の過剰収縮で、その部位の血液循環を悪くさせていて、突発的な動きから痛みが発症するケースが多いのです。簡単に言うと悪い習慣を続けていることによる痛みの発症です。
例えば反り腰の習慣があると椎間関節症・脊椎分離症などに、足を組んだり、足を前に投げ出して骨盤を後傾させる癖があると椎間板ヘルニアに移行することが多く見られます。この習慣が改善されないと、靭帯が伸び切ってしまった場合、髄核は神経を圧迫しやすい状態になっています。
整体で一度に完治させることは、悪い生活習慣も一度で改める必要があります。